前回の記事で外出中に被災した問題を取り上げました。
社会としても大きな問題として対策が講じられる一方で、わたしたち個人でも、何より自分達の為に対策を講じる必要があります。

記事内でも書いたように、予測できない地震では外出中に被災するケースもあり、帰宅難民などの社会問題も浮き彫りになりました。
特に世界的にも見ても地震が多い日本では特に地震の対策を講じる必要があります。
被災者は周囲に頼れない
忘れてはいけないのは「基本的に被災者は周囲に頼れない」という事です。これは精神論ではなく、単純に物理的な問題。自分自身が被災している時、周りの人間も同じく被災しており、助けを必要としています。
勿論、現場では被災者同士で助け合うのも大事ですが、基本的に周囲に頼れませんので、行政や遠方からのサポートが届くまでなんとか生き残る必要があります。
周囲というのは人に限りません。電気も止まっている可能性があります。例えばコンビニ等で物資を補充しようとしてもレジが動作しない場合もあります。レジが動かない場合は現金対応してくれるマニュアルを持った店舗もありますが、当然クレジットカードは不可、キャッシュカードもATMが止まっていれば使えません。
こういった重要インフラの一時的な機能停止という意味でも周囲に頼れない状態になりえるのです。
外出時の災害対策をしている方はどれくらい?
さて、そんな外出時の災害対策ですが、何かしら講じている方はどれくらいいますでしょうか?
実は、外出用どころか、自宅にさえ災害対策を何もしてない方が7割とのアンケート結果が出ているのです。
そして、肝心の外出時の対策をしてるかどうかについては以下のような結果となりました。
また、外出時の備えについても聞きました。「外出時は、何かしらの防災用品を持って出かけていますか?」の回答は「いいえ」が92%で大半を占めました。
外出時の災害対策をしている方は10%に満たない、1割未満だったのです。
危機感はあるのに何故、対策を講じないのでしょうか?これには人間の心理が関わっているんです。
正常バイアス
正常バイアス、正確には正常性バイアスと言われます。これが「危機感はあるのに何もしない」という行動に繋がっているんです。
正常バイアスとは特に根拠もないのに「大丈夫」「問題ない」「何も起きない」と思い込んでしまう状態を指します。
人の脳には心の安定を守る為の防御反応が備わっていて、ストレスを回避する為に機能するもので、人間なら誰でも持っているものです。
常に地震が怖い、災害が怖い、と考えているとストレスになるので、これを脳が抑えるようとする、という事です。正常バイアスが働く事でストレスを軽減できていますが、その弊害として「危機感はあるのに対策しない」に繋がってしまっているんですね。
人間の特性のようなものなので正常バイアスを基本的にどうにかする事は難しいです。ですから、「大丈夫だろう」「何とかなるだろう」と考えてしまっていても念には念を入れて、ぜひ対策を講じて頂ければと思います。
携帯用ミニ防災アイテム7点セット
こちらは携帯用ミニ防災アイテムを7つまとめてカバンに入るサイズにしたセット、「セーフティライフ」です。
帰宅難民など、外出時に被災した時に1日だけどうにかできるように櫃よ最低限のものを揃えたもの。
内容物は以下の通りです。
- アルミシート
- マスク
- 携帯歯ブラシ
- 携帯トイレ
- ペンライト
- 防災のしおり
- ポーチ
アルミシートは凍傷や凍死しないようにする冬対策でトイレの際のプライバシー保護にも役立ちます。
マスクは粉塵やガス、火事による煙などをある程度防ぐ為のもの。
オーラルケアも大事、という事で歯ブラシセット。
携帯トイレは言わずもがな、必須アイテムですよね。
停電になる可能性があるのでライトも。
そのほか、困ったときの防災のしおり。
これらをまとめておけるポーチのセットとなります。
「まだ大丈夫だろう」と思っていても構いません。念のため、最低限の防災アイテムだけお持ちくださいね。