地震や台風などの被害にあった際、被災者が最も重要視するのは「情報」です。
実際は水や食料が最も重要なのですが、人は文明への依存が非常に強く、生きていく上で「安心できる情報」はもはや必須となっているのです。
安堵出来るからこそ、水は喉を通るし食欲もわいてきます。安堵は希望、人は希望無しに生きていくのはとても難しいのです。
スマホ時代。情報は十分・・でも
10数年前まで、防災グッズで一番需要が高かったのは携帯ラジオでした。そして令和の現在、もっとも需要の高い防災グッズはスマホとなっています。
ラジオもアプリで入れられますし、SNSやインターネットを閲覧できるWebブラウザなどが使え、ライトやSOS音など数々の防災アイテムの役割を一つで担えるスマホは確かに最も必要な防災グッズといえます。
しかしながら、スマホもバッテリー次第。できれば被災時はバッテリーの消耗を押さえたい所です。
防災は「いざという時の為の用意」です。バッテリーが切れるのも「いざという時」なので、保険を用意するとより安心です。
TVの情報も大事
スマホでの情報収集は主にインターネットの情報が主な情報ソースとなります。しかし、コロナ禍である現在の状況を見ても分かる通り、混乱した世の中には誤情報で溢れかえります。
勿論、TVが全て正しい情報とは言い切れません。しかし、誤情報を掴まされない為にはより多くの情報を得て、自分自身で精査する必要があります。
ですので、災害時など情報が錯綜する時はTV「も」大事な情報ソースとなります。
ラジオ付きワンセグテレビ
こちらはラジオ付きポータブルワンセグテレビです。小さなサイズでワンセグテレビとラジオを見たり聞いたりすることが可能です。
また、電源は単三電池を使うので単三電池を防災アイテムとして保管している方には合わせて持っておくと安心できる防災グッズです。
また、TVのように、人の声や映像は心細さを消し去り、安心感を与えてくれる場合もあるでしょう。
インターネットの情報はその端末の持ち主しか情報を得られませんが、TVやラジオなら多くの人が同時に情報得られるメリットもありますので、企業防災として保管するのも良いかもしれませんね。