私たちの生まれ育ったこの日本ではご存知のように多くの災害が多発します。そのため、幼少期から避難訓練なども欠かさず行われてきました。
学校行事で行われるほどに、日本においては災害がいつ来てもおかしくない状況にあり、私たちは情報のアップデートや対策を求められています。
例えば、十数年前に防災用品で人気上位だった懐中電灯やラジオは、今は大きく順位を下げ、代わりにスマホを充電できるモバイルバッテリーが防災用品の1位になっています。
主役はスマホへ
2020年現在、スマホの普及率は80%を超えています。普及率の低い70歳以上の高齢者でも70%を超えており、既にスマホは日本人にとってなくてはならないアイテムとなりました。
そんなスマホは災害大国である日本にすむ日本人との親和性が非常に高く、前述した懐中電灯やラジオの役割を、小さなモバイル端末でこなしてくれる防災用品としても担ってくれます。
また、SNSによる情報収集や防災系のアプリなども多く配信され、新型コロナウイルスによるパンデミックを引き起こした2020年の今も、濃厚接触を感知するスマホアプリが政府から配信されたり、スマホを使った政府のアンケートに使われたりと、生活必需品といっても過言ではないほど高い需要を誇ります。
今や日常生活に留まらず、防災用品としてもスマホが主役と言えそうです。
スマホの弱点
そんな万能に思えるスマホにも大きな弱点があります。それは電子機器である事です。電子機器である以上、正常に動かすために電力に100%依存する事になります。
しうし、ご存知のように災害時に停電は付き物。電気の供給は物理エネルギーに非常に弱い面を持っているのです。
この問題を解決しようと、電線を地中に埋めるプロジェクトの提案もあたようですが、予算的にもかなり厳しいようです。
そういう訳でしばらくの間は「災害時は電気は止まる」と考えた上で対策を講じておくべきかと思います。
「災害に必要な備え」トップはモバイルバッテリー
ホームセンター通販業を営むDCMが2018年自然災害被災者に聞いた、防災についてのアンケートを取りました。
その結果、「災害に必要な備え」として必要な防災用品にモバイルバッテリーが1位となりました。
以下引用します。
備えのトップは「モバイルバッテリー」。
災害時に必要な備えについて、発災後の3日間で「あってよかったもの」「なくて困ったもの」、災害を経験し「これは絶対用意すべきと感じたもの」は何か尋ねたところ(複数回答可)、「モバイルバッテリー」84%、次いで「水」「電池」51%、「ランタン」47%、「保存食」44%という結果になりました。
実際に被災した方で圧倒的1位になっているのが分かります。
このように被災時に懐中電灯やSNSによる人とのつながり、安心感、情報収集、ラジオなどを1つでまかなえるスマホを被災時でもしっかり機能させる事が出来るモバイルバッテリーは手軽に用意できて日常生活でも役に立つ、「必須の防災用品」となりはじめているのです。
コンセントも刺せるモバイルバッテリー
本サイトでもモバイルバッテリー関連は何種類もご紹介してきていますが、今日はちょっと変わり種を。
こちらはモバイルバッテリーながら従来のコンセントも刺せる2wayモバイルバッテリーです。容量も22800mAhと、ベーシックなモバイルバッテリーの容量よりも多い大容量バッテリーとなっています。
もちろん家電などを動かせるほどのパワーではありませんが、ノートPCの充電程度なら問題ありません。
他にもちょっとした電子機器なら動かす事が出来ますのでいざという時に役になってくれるのではないかと思います。