職場等に置きたい帰宅支援防災セット

防災意識を持つのは災害の多い我が日本においてもはや当たり前の事となった昨今、多くのご家庭で災害対策として防災アイテムを用意している事と思います

一方で、職場や学校など、日常生活してる自宅以外の環境下では未だに用意されてないケースが大半です

災害は時や場所を選ばずにやってきますので、家以外での生活時間も長いのであればその環境にも用意するのが理想ではあります

準備せずに帰宅難民に


帰宅難民、或いは帰宅困難者という言葉が生まれたのは2011年の東日本大震災の時です。首都圏でも地震により交通網が途絶、多くの帰宅困難者が出ました

有識者によって予測されている首都直下地震や東海地震の発生により、大量の帰宅困難者が出現することが懸念されており、首都直下地震帰宅困難者等対策協議会が策定したガイドラインでは、企業は三日分の備蓄を行う事としています

因みに、「帰宅困難者」の定義ですが、内閣府中央防災会議では、帰宅距離10キロ以内は全員「帰宅可能」、10キロを超えると「帰宅困難者」が現れ、20キロまで1キロごとに10%ずつ増加、20キロ以上は全員「帰宅困難」としています

帰宅難民化を防ぐ、というのは不可能ですので、帰宅難民化した際に必要なものを揃えておくのが防災、という事になります。企業でも用意するべきですが、ガイドラインは強制ではないため、自分自身でも用意しておくに越したことは無いでしょう

帰宅難民化した時に最適の防災アイテムは?


いざ帰宅難民と化した時、必要なものは何なのでしょうか? まず確実なのは有料宿泊施設の機能不全です

その土地で自身が被災したという事は商業施設も被災したという事。まともにお客さんを受け入れられる状況である可能性は低いとみて良いと思います

それに、電気やガス、水道も機能しない可能性も高いので「帰宅できないからどこかの店に入る」は想定してはいけない事の一つです

以上を踏まえた上で想定できる悪い状況としては

受け入れ先の避難所がなく、悪天候下で長距離を歩く
受け入れ先の避難所がなく、野宿する
受け入れ先の避難所がなく、そのまま学校や会社で過ごす
受け入れ先の避難所があっても、備蓄が足りない

といった感じでしょうか。最低でも一晩は何もないところで何もないまま過ごす可能性が高い事も想定されます

そういう訳で学校や会社にも置いておいて邪魔にもならない防災セットをご紹介します

徒歩で帰宅出来る人たちを意識した支援セット


こちらは徒歩で帰宅出来る人たちを意識した帰宅支援セットです。本棚サイズの化粧箱に入ってるので邪魔になる心配もありません

内容物は以下の通り

  • ボディバッグ
  • ライト
  • 緊急用ホイッスル
  • 長期保存水500ml
  • 乾パン100g
  • 携帯トイレ2回分
  • カイロx2
  • ウェットティッシュ
  • 防寒レインコート

背負いやすく、長時間歩いても披露しない程度の重さ、邪魔にならないボディバッグに、低血糖にならない程度の食糧、脱水症にならない程度の水分、いざという時のホイッスル、大停電になった場合に必須のライト、悪天候時のレインコート、寒い時期に被災した際のカイロ、いつでも必要なトイレ、感染症防止にもなるウェットティッシュなど、必須のアイテムだけを半日分詰めた感じのセットになっています

一応徒歩で買える人を想定した内容ですが、帰宅せずに任意の場で一晩過ごす際でも役に立つものが入っています。

個人で用意するのも必要ではありますが、出来れば雇用主の方々に用意しておいてほしいところです

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