災害の何が恐ろしいか、と聞かれたら、家屋の倒壊や地割れなど命に係わる事に次いでイメージされるのがライフラインの断絶ですよね。文字通りライフラインなので断絶されると、やはり命にかかわります。
特に、生命維持に必要な火、電気、水やガスが止まってしまうとどうしようもありません。そんな中どうやって生き延びていくか、を事前に考えておく必要が災害大国の日本にはあります。
火や電気が無くてもお湯を沸かせる防災アイテム
こちらは火や電気、ガスが無くてもお湯を沸かせる災害用品です。水さえ確保できれば熱湯を作る事が出来ます👍 方法もいたって簡単!
- 箱本体を組み立てる
- 保温袋をセット
- 発熱剤を開封し、保温袋の底に置く
- レトルトなど温めたいものがあるなら付属の保温袋に入れて、箱に入れる
- 発熱剤内面の規定量の水を箱に注げば発熱開始
- しばらく待てば出来上がり
火や電気のようなライフラインが断たれても、これさえあればお湯を沸かす事が出来ますね!設置や方法もいたって簡単なので非常用として一つくらいは常備しておきたいアイテムです。
出来るお湯の温度は?何分で出来る?
湯沸かしBOXで出来るお湯の温度やお湯が出来る時間が気になりますよね!ショップページでは書いてありませんでしたが、メーカーのトライカンパニーWebサイトに目安が書いてありました。こちらを引用させて頂きます
水量と温度の目安(20℃環境) | |||||
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水量 | 200ml | 400ml | 600ml | 800ml | 1000ml |
最高時間 | 95℃ | 90℃ | 85℃ | 80℃ | 75℃ |
所要時間 | 10分 | 15分 | 30分 | 40分 | 40分 |
水が多ければお湯になる時間がかかるし、温度も少し低くなってしまうようです。それでも最大1リットルを入れても75度まで上がってくれるならお湯を沸かす、という意味ではしっかり仕事をしてくれる印象ですね!
お湯のいらない非常食もあるけど
被災時にお湯は必須ではない、なんて声もたまに聞こえますが、とんでもありません。まず、お子様のいる方ならそんなことは絶対言いませんよね。だって、ミルクを作るのにお湯は必要不可欠なのですから。
それに、3.11の東北地震では津波の後に雪が降りました。2019年の記憶に新しい千葉の台風被害も、屋根の修理が出来ないまま冬に入ろうとしており、寒さ対策が必要になっています。
災害はいつ起こるか分からないからこそ怖い、という事を忘れないようにしたいですね