日本は地震や台風などが多発する国で、毎年のように災害による被災者が後を絶ちません。
災害に遭った人の中には家屋も被害に遭っている方も少なくなく、被災者は避難所生活を余儀なくされる事も多々あります。
避難所生活は経験した方にしか分からない辛さがあり、とても憲法に記されている「健康で文化的な最低限度の生活」とは呼べない生活なのが現状です。
被災者の声
実際に避難所生活を経験した被災者の方はどんな辛さがあったのでしょうか?
東日本大震災の被災地になった体育館避難所では以下のような「困った事」がありました。

<寒さ>
3月11日は、陸前高田にとってはまだ冬です。体育館は天井が高いのでストーブの熱も周りを暖めずに上に上ってしまいます。半月ほどは毛布も十分でなく、寒さで眠れなくなる人が多かったことを覚えています。<痛み>
避難所の中で困ったことの一つに痛みがあります。ストレスにより高血圧になり頭痛を訴える人もいました。困ったのは歯痛です。頭痛であれば、救急車を呼ぶことも考えますが、歯痛で救急車を呼ぶわけにもいきませんし、どこの歯医者さんが受け入れているかの情報もありませんでした。通常時に定期健診することの重要性を感じました。<狭さ>
避難所での問題で上位にくるのが、プライバシーがないことと狭さです。幼児と一緒の家族を除いて体育館で寝泊りしてもらい、一人当たりのスペースは2,5m×80cmでした。枕元(または足元)に着替えや飲み物などの個人の物を置くために身長より長めに場所を取りましたが幅は80cm程度です。
夏場の暑さや冬場の寒さは命に関わります。当サイトでも家庭用バッテリーをお薦めする等、普及に努めていますが、ある程度高価というのもあって普及率は非常に低いのが現状です。
痛みに関しては非常に難しいですね。特に歯痛が困った、というのは避難所の運営目線ですが、意外な意見でした。
狭さ、というかプライバシーの問題は、どの避難所でも上位に来るくらい問題視されています。こちらでは書かれていませんが、女性が性被害にあうケースも少なくない様で、プライバシーの問題を超える由々しき自体になっています。
プライバシー問題
プライバシー問題は避難所で生じる大きな問題点としてたびたび上がるものの、なかなか改善に至らないのが現状です。

特に女性は性被害にも遭いやすく、着替えるだけでもプライバシー空間の確保が必須となりますが、共同生活を余儀なくされる避難所ではなかなか実現できずにいます。
問題点がいつまでも解決されずにいると、やがて避難所を使おうという方が減ってしまい、助かるはずだった命が失われてしまう事に繋がります。
行政としても模索してはいるのでしょうが、出来れば早めに解決して欲しい所ですね。
ただ、少しでもプライバシー空間を確保するのは個人でも不可能ではありません。
被災地でプライバシーを守れる着替えテント
こちらは誰でも手軽に設置出来るプライバシー確保用の簡易テントです。背が高く、タオルをかけたり小さいポケットが付いてるなど、着替えやトイレに使える便利アイテムです。
コンパクトに折りたためるので避難所生活の際でも邪魔にならず、着替えたい時にパッと出して着替える事が出来ます。
また、簡易トイレを持っていればトレイの行列に並ばずとも用を足す事が出来ます。
お値段も安価なので、女性としては防災用品の一つとして持っておくと重宝しそうですね。