コロナウイルスに関してはコラムを不定期に書いていますので合わせてご覧ください
皆さんはご自宅に防災グッズは用意されているでしょうか?
非常食やライト、非常用トイレなど、生活インフラが不能になりやすい災害が日本はいつでも来る可能性があるので防災アイテムは生活上、もはや必須のものとなりましたよね
では、自宅は万全として、職場などでは如何でしょう? 雇用主である会社やお店などには防災グッズは用意してくれているでしょうか?
防災している企業
さて、実際に企業(雇用主)が社員(被雇用者)の為に災害対策として防災アイテムを用意しているのはどれくらいなのでしょうか?
2016年に東京商工会が会員企業向けに行ったアンケートの結果を見てみましょう
上部リンク先の下部にある報告書(本文)というPDFファイルを開くと報告書が表示されます
結果としては以下の通りでした。ざっくり引用します
●従業員用の備蓄状況(飲料水・食料品・災害用トイレ・毛布)
【飲料水の用意】
3日以上用意:754社
1、2日分用意:582社
備蓄はない:232社【食料品の用意】
3日以上用意:702社
1、2日分用意:512社
備蓄はない:352社【災害用トイレ】
3日以上用意:489社
1、2日分用意:371社
備蓄はない:706社【毛布】
備蓄あり:905社
備蓄はない:661社
日本の政府は備蓄を3日以上、理想は1週間分用意するよう求めています
雇用主の用意する分としては3日は欲しいところですが、現状は上記の通りです
特に少ない災害用トイレ
飲料水を3日以上用意しているのは50%ほど、食料を3日以上用意しているのは40%ほどでした
災害用トイレに至っては3日以上用意していたのは30%程度で、まったく用意していない企業が約半数を占めています
災害用トイレは特に用意が少ない事が分かりました。これは単純に他のもので代用できる、すぐさま生死にかかわらない点が理由かと思います
もしトイレが無かったら
基本的に大災害に遭うと生活インフラは大きなダメージを追います。記憶に新しい武蔵小杉のタワーマンションでのトイレ問題は全国にも取り上げられました

オフィスも例外ではなく、大人数が収納されている施設でトイレが使えないと、糞尿がまき散らされ、精神的ストレスなどが早期に現れ、数日もすれば2次感染の恐れも生じます
また、普段から我慢しがちな方もおり、被災時に極度に我慢してしまう事で命の危険も生じます
排泄が生理現象である人間社会にとって、トイレは命に関わるもの、という認識はまだ周知されていません
災害用トイレは大量に用意しよう
もしこの記事をご覧の方が雇用主の方ならぜひ災害用トイレのご用意を、非雇用主でしたら雇用主への早期の訴えをすべきです
それはなぜか。生命に関わるものながら安価で用意が可能だからです
例えば今日ご紹介する災害用トイレは80回分で7000円ほど。個人的に使った事がありますが、基本的に1回分で1人1日はなんとか使う事が出来ました
予備として1人につき1日2つ用意するとします。社員が80人の企業の場合、3日分を用意するのに2*3*7000=4万2千円です
食料と比べるとかなり安いことが分かると思います。食料と水を用意すれば必ず排泄も行われます。かならずセットで用意するようにしてください
企業向け簡易トイレ80回セット
前述したように、80回分の非常用トイレセットです。凝固剤と排泄用の袋が入っています
とてもコンパクトで場所も取らず、15年も持ちますので買い替えコストも安価で済みます
もし災害にあって社員が帰宅難民になったとき、トイレが無ければ社内に排泄するしかなく、清掃費は大きなものとなってしまいます
トイレは必ず用意してくださいね