防災グッズは多様に存在しますが、多くの場合、被災した時の事を考えてしまいがちですよね。避難所にいったら、とか非常食は、とか。確かに防災意識は被災した時の事を考えるのが鉄則、第一条件です😉
でも、地震もあるこの日本では災害が起こった時にケガをしない措置をあらかじめ講じておくのも防災行動！地震の時に特に多いのが家具転倒による怪我です。災害時に避難したくても自宅で怪我しては身動きが取れず、結果的に命を危険にさらす事になりかねません。これでは本末転倒です。
シンプルなグッズで転倒を防ごう
家具の転倒を防ぐにはいくつか方法がありますが、過去の実例から有用だったという声が多いのが天井突っ張り棒です。こちらは特に信頼性の高いアイリスオーヤマ製のベーシックな転倒防止用の突っ張り棒。上はアイリスオーヤマの突っ張り棒を使った耐震実験の動画です
転倒防止の強度に影響するのは突っ張り棒が天井と家具に接する部分の面積です。この面積がより大きければ、縦により長ければ転倒を防げる確率が高くなります。
突っ張り棒の注意点ですが、突っ張り棒を設置する時は出来る限り天井の骨組みを作る柱部分に当たるように設定してください。壁紙の中は石膏ボードですので、柱が無ければ大きな地震の時は、その大きさに耐え切れず突っ張り棒が壁を突き破って家具が転倒していまいます。