コロナウイルスに関してはコラムを不定期に書いていますので合わせてご覧ください
日本はご存知のように災害大国で、地震や台風、津波などに何度も襲われています
そんな中、自宅にいられなくなった方の簡易住居として避難所が日本中に設置、あるいは指定されています
そんな避難所生活でもやはり元の生活とは程遠い環境を強いられてしまいます
避難所で被災者が困る事
では、実際に避難所で被災者の方はどんな事でお困りだったのでしょうか?
マーケティング会社のネオマーケティング社が被災経験のある方にアンケートを取ったみたいです
こちらの結果を少し引用しますと
原因となった災害は? → 1位:台風(50.8%) | 2位:豪雨(30.6%)
避難所で困ったことは? → 1位:トイレ(59.4%) | 2位:プライバシー(53.4%)
トイレで困ったことは? → 1位:数が少ない(48.4%) | 2位:不衛生(37.2%)
こんなアンケート結果が出たようです
実はトイレの問題はかなり重い
さて、トイレ関係の問題が目立ちましたね。2019年の大型台風でも武蔵小杉ではタワーマンションのトイレが使えず問題になりました
でも変ですよね? 避難所は多くの人が集まる学校や公民館です。トイレは平時でも多くの人が使っているし、十分回っていますよね
なぜトイレの問題が出てしまうのでしょう? 数が少ない、というのも本当ならありえない話です
トイレはインフラ依存
なぜトイレが足りないのか。それは、設備されているトイレが使えないからです
避難所に行くきっかけになったのは主に台風や豪雨など、水害によるものです
降った雨は全て下水道に流れていきますが、下水道では浄化装置があるため流れの勢いが強すぎると処理のキャパシティーを超えて処理不能になってしまいます
上下水道は重要な生活インフラです。トイレももちろんインフラに依存しています。そうしなければ糞尿を川や海に垂れ流す事になってしまうので依存は必須です
急な増水で下水処理が追い付かなくなり、結果としてトイレも使えなくなってしまうわけですね
トイレが足りない、つまり仮設トイレを設置するも手作業処理なのでやはり追いつかない、という問題が生じてしまうのです
悪臭、紙不足、トラブル・・
さらに交通インフラ等も麻痺するとさらに避難所生活は長引き、トイレやゴミによる悪臭、紙など物資の不足、それに伴う人同士のトラブルなどさまざまな問題に発展します
たかがトイレ、されどトイレ。生理現象は止められるものではないので思ってるよりも深刻なのです
そこで、個人、あるいは企業でも簡易トイレを大量に用意しておくことを当サイトでは強く推奨しています
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こちらは徳島県那賀町がふるさと納税の返礼品として提供している、水の要らない簡易トイレセットです
杉を使ったエコな凝固パウダーで排泄物を固形化してくれますので水で流す等は不要です
コンパクトにまとめて50回分用意されていますが、この回数で納税額も安いので非常にコスパのいい返礼品かなと思います