大災害に遭った地域住民、その後の防災意識はどれくらい?驚きの結果

まだまだ記憶に新しい2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災。この地震による津波で多くの方が無くなりました

特に被害の大きかった地域の1つである福島県でも全壊戸数が1万5435戸に登っています

そんな福島県なら、さぞ防災意識も高いのだろうと思いましたが、驚きの結果が公開され話題になっています

被災してもまだ低い福島県民の防災意識

以下のニュースが話題になっています

ニュース - FTV 福島テレビ
福島県に関連する様々なニュースをお届けします。

以下、福テレより引用

調査は福島県内の700人を対象に電話で行った。
「自宅での災害への備え」について聞いたところ、最も多かったのが「食料や飲料の備蓄」で26.9%。
「避難所や避難経路を把握」と「非常用持ち出しバッグを準備」がともに10.1%。
一方で「特に何もしていない」が17.9%で2番目に多くなった

あれだけの被害にあった地域の住民が行っている災害への備え、2番目に多いのが「何もしていない」という結果

更に以下の回答結果が。

「今後の災害に備え自治体に求めること」についてはおよそ4割が「河川の堤防整備」と回答し、台風19号で堤防の決壊が相次ぎ、不安を感じているとみられている

不安を感じていないわけではない、でも自分では何も用意していない人が多い、という事になります

自分の身は自分で守る意識を持とう

確かに行政の助けや自治体の協力無くして防災は語れません。ですが、それでも災害に遭ったとき、自分を守るのは自分しかいないという意識は持つべきです

誰かが助けてくれる、というのは幻想といいますか、その「誰か」も被災しているので助けられるわけがないのです

これだけ災害にあってもまだ正常バイアスが働くのか、あるいは依存体質が根強いのか

温暖化の影響で今後も多くの台風被害に遭う事も予想されていたり、10年以内に大きな地震がまた訪れるという研究結果もあります

周りが何もしていなくても、自身が不安に感じてるなら必ず備えを用意してください