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住んでる地域で避難勧告が出た時に、実際に避難した人はたった2割

住んでいる地域で台風やゲリラ豪雨等で危険と判断された場所は自治体から避難勧告されます

避難勧告は事前に放送等で住民に知らされ、近くの避難所への迅速な避難を求めるものですが、実際に勧告された方が避難所に移動したのはどれくらいの割合なのでしょうか

楽天インサイトが、「防犯に関する調査」をインターネットで実施、モニター(約220万人)の中から、0代から60代の男女1,000人を対象に行ったところ、実際に避難したと回答したのは2割だったそうです

以下楽天インサイトより引用します

半年以内(2019年5月~同年11月)の自身の居住地域における避難勧告・避難指示の有無を尋ねたところ、39.9%にあたる376人が「出されたことがある」と回答した。その回答者に実際の避難経験を尋ねたところ、実際に避難したと回答したのは16.2%にとどまった。

避難をしなかった理由を複数回答(すべての理由)と単一回答(最も重要な理由)でそれぞれ尋ねたところ、複数回答では「それほど深刻な災害とは思えなかったから」(複数回答52.4%)、「自宅の場所が災害に遭わない場所だと信じたから」(複数回答38.7%)、「周囲の人も避難していなかったから」(複数回答30.8%)がTOP3であったが、単一回答でTOP2は変わらないが、3番目が「すでに自宅を出るのが危険な状態だったから」(単一回答10.5%)となる結果となった。

避難しなかった方の理由を改めて以下に羅列します

それほど深刻な災害とは思えなかったから
自宅の場所が災害に遭わない場所だと信じたから
周囲の人も避難していなかったから
すでに自宅を出るのが危険な状態だったから

などでした。すでに危険な状態と判断したのは問題ありませんが、TOP3は非常に深刻な対応です

人は決断を迫られたとき、様々な思考で行動しますが、正常に判断できる方は多くありません

どんなに危険が迫っていても、実際にそうなら安心するものを選択したり、周囲に判断を依存したりするもので、災害時はTOP3のように顕著に出ています

避難勧告はその場が危険な時に出されます。深刻でなければ勧告されませんし、災害に遭わない場所と信じる理由は1つもありませんし、周囲の方が正常に判断出来ている可能性も低いです

避難勧告が出されたら、仮に安全だと感じても必ず避難所に向かいましょう(すでに危険な場合は自宅にとどまってください)

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