被災した時によく困る事の一つとしてあげられる事の中にトイレ問題があります
台風でも地震でも断水にはなりえますし、排泄は生きているうえで避けられない現象ですが、それゆえに普段の排泄処理は社会インフラに依存しているのが現状です
排泄物の処理はご存知のように上下水道が担っていますが、この両方が被災時には機能を停止する可能性が高いので、怒りうる現象として排泄物を処理できずに起こる異臭、衛生面の問題などが考えられます
特に不衛生環境における感染症が心配です。病気になってしまうと普段の医療行為を受けられない可能性が高いからです
何より様々な問題が起きやすいのが異臭。自身の精神的ストレスも問題ですが、他にも問題が生じる可能性があります
まだまだあるぞ、排泄問題
ここ最近では記憶に新しいのが武蔵小杉のタワーマンションです。台風で堤防が決壊し、市内が冠水し、下水があふれてしまうため、マンション住民はトイレの使用禁止を言い渡されました
しかしトイレそのものは機能してしまいます。我慢できない住民は使ってしまったそうです。これにより何が起きたのか
上層部から出た排泄物の異臭が下層部の住民の部屋に充満してしまったのです。
そう、怒りえる問題は異臭による「住民トラブル」です。
トラブルの行きつく先は法廷
住民のトラブルは基本的に双方とも言い分がある場合です。白黒つかない時に、「では法廷で」となるのが一般的
これは被災時でも起こる、というかむしろ起こりやすいと言えます。不自由な環境で、ストレスが溜まりにたまった被災者同士が身を寄せ合うのです。トラブルが起きない方が不自然なくらいです
自然現象である排泄が原因で法廷で争うなんて考えたくも無いですよね。そういう訳で、排泄処理も防災意識として持っておくと良いかもしれません
BOSの非常用トイレセット50回分
ワンコと暮らしてる方はご存知の方も多いかもしれませんが、防臭袋といえばBOS、というくらい排泄物の異臭を防ぐアイテムに定評があります
こちらは災害用に作られた簡易トイレ。凝固剤も入っており、臭いが出にくくする工夫に加えて、BOSを使う事でかなりの臭い及び菌類をシャットアウト出来ます
また、本品は本棚にも収納できるようなサイズとなっていて常備しやすい工夫もなされています。まさに災害用に作られた簡易トイレの決定版と言えそうです