「新しい生活様式」のまとめと、対応するアイテム

避難所は必ずしも安全じゃない!プライバシーを守るポップアップ式の防災テント

台風や地震、場所によっては噴火など、日本ではご存知のようにどこで住もうとも何かしらの災害に巻き込まれる、そんな災害大国となっています。

そんな日本では行政主導の元、各地域に自治体指定の避難所があり、有事の際は避難生活をサポートしてくれるようになっています。

ところがその避難所が実は必ずしも安全ではないとしたら、貴方はどう思われるでしょうか?

避難所の実態


行政が主導する避難所が安全とは言えないとはどういう意味なのでしょう? 建物が古くて危険? 実は住宅より弱い?

いえいえ、そういう意味ではありません。避難所が安全ではない、というのは主に女性や年配者、小さい子などの事で、特に女性が対象です。

以下は実際に被災者になった方の避難所に関するアンケート結果です。

食料?プライバシーの確保?電気?災害時の避難所での困りごと第1位とは!?
株式会社ネオマーケティングのプレスリリース(2020年1月30日 12時00分)食料?プライバシーの確保?電気?災害時の避難所での困りごと第1位とは!?

避難所で困った事、要望の上位に「プライバシー」が入っています。基本的に避難所はその地域の方々が身を寄せ合い、難を逃れる場として提供されますが、悲しい事に日本人全てが善良な市民とは限りません。

プライバシーは精神的嫌悪などに限らず、特に女性には実害が生じているのですが、男性の方はあまり害が多くないため問題が浮き彫りになりにくくなっています。

以下は避難所で性被害に遭った実例です。

「娘の傷は一生消えない」避難所での性被害の闇 把握10件、相談できず潜在化も 熊本地震2年 | 西日本新聞me
熊本地震の発生から2年近くになり、避難所などで起きた性被害の実態が明らかになりつつある。地震があった2016年度に熊本県警が把握した避...熊本地震の発生から2年近くになり、避難所などで起きた性被害の実態が明らかになりつつある。地震があった2016年度に熊本県警が把握した避...

かの東日本大震災でも熊本地震でも、性被害は報告されています。東日本大震災では実に82件の性被害が報告され、2011年3月中の加害・被害は16件です。

おどろくことに災害発生直後から性被害が起きてました。

最近はプライバシーへの配慮も進んでいる


勿論、こういった声は完全に無視されているわけではなく、避難所におけるプライバシー保護は各地域で進み始めてはいます。

ですが、全ての地域で対策が進んでいるわけではありませんし、進んでいてもやはりまだ脆弱な対応です。

そもそも女性が一人で避難所にいる場合は簡単な仕切りなどは意味を成さないでしょう。

一人でも簡単に設置できるポップアップ式の防災テント

こちらは防災用にデザインされたポップアップ式のテントです。通常のテントと違い、屋内で利用する事を想定されているのでスペースを広く確保したデザインです。

四方は完全に見えなくなっており、入り口もクローズ可能となっています。天井はメッシュになっているのでもしもの時は声を出して人を呼べるようにもなっています。

まさか避難所で怖い目には遭わない、と思いがちですが、その安心感を狙った犯罪者が紛れ込むのも悲しい事ですが実例として多くあります。

もし、あなたの住まいの近くの避難所でプライバシーが守られていない場合は、自己防衛のためにも用意しておくと安心ですね。

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