「新しい生活様式」のまとめと、対応するアイテム

平成8年から令和2年までの地震による負傷者のデータとTHE NORTH FACEの救急バッグの紹介

私たちの住む日本ではご存知のように頻繁に地震が発生します。世界中に20数程しかないプレートのうち、世界中でもさほど大きくはない日本の下に20数枚のうち4枚も存在します。

このプレートが重なり合う、地震が発生しやすい地に日本はあるのですから、日本人として生まれた以上、地震とうまく共存する事が求められます

地震と共存するという事は多少の怪我も覚悟する、という事にもなりますので家具の転倒防止や家屋の免震など怪我をしない工夫や救急セットの用意など怪我をしたときの準備も必要です。

令和3年2月15日の地震被害

先日起きたばかりの宮城県・福島県の地震の被害が報告されました。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4199769.htm?1613558262226

全国で157人がけがをし、うち11人が骨を折るなどの重傷との事です。

地震による怪我は家具転倒によるもの、外壁破損によるもの、揺れによる自分自身の転倒などがあります。

地震と怪我の関係

concrete buildings at daytime

Photo by Md Mahdi on Unsplash


さて、過去の地震では、一体どれくらいの怪我人が出ているのでしょう?気象庁にデータがありました。

気象庁 | 日本付近で発生した主な被害地震(平成8年以降)
平成8年以降の期間に日本付近で発生した人的被害を伴った地震一覧を掲載する気象庁のページです。

データは平成8年から令和2年までの25年間における気象庁のデータをもとに、負傷者10人以上の地震をピックアップしてみました。
※赤い部分は特に被害の大きかった地震です

発生年月日震央地名・地震名震度津波人的被害物的被害
令和2年9月4日福井県嶺北5.05弱負 13なし
令和元年6月18日山形県沖6.76強11cm負 43住家半壊 35棟
住家一部破損 1619棟など
平成30年9月6日北海道胆振東部地震6.7死 43
負 782
住家全壊 469棟
住家半壊 1,660棟
住家一部破損 13,849棟など
平成30年6月18日大阪府北部6.16弱死 6
負 462
住家全壊 21棟
住家半壊 483棟
住家一部破損 61,266棟など
平成28年11月22日福島県沖7.45弱144cm負 21住家一部破損 9棟
平成28年10月21日鳥取県中部6.66弱負 32住家全壊 18棟
住家半壊 312棟
住家一部破損 15,095棟など
平成28年4月14日~熊本地震7.3死 273
負 2,809
住家全壊 8,667棟
住家半壊 34,719棟
住家一部破損 162,500棟
など
平成27年9月12日東京湾5.25弱負 11非住家公共建物1棟
平成26年11月22日長野県北部6.76弱負 46住家全壊 77棟
住家半壊 137棟
住家一部破損 1,626棟など

平成26年9月16日茨城県南部5.65弱負 10住家一部破損 1,060棟
平成26年5月 5日伊豆大島近海6.05弱負 15なし
平成26年3月14日伊予灘6.25強負 21住家一部破損 57棟
平成25年4月13日淡路島付近6.36弱負 35住家全壊 8棟
住家半壊 101棟
住家一部破損 8,305棟など
平成25年2月 2日十勝地方南部6.55強負 14住家一部破損 1棟
平成23年 8月1日駿河湾6.25弱負 13住家一部損壊 15棟など 
平成23年 7月31日福島県沖6.55強負 11なし
平成23年 6月30日長野県中部5.45強死 1
負 17
住家半壊 24棟
住家一部損壊 6,117棟
平成23年 4月11日福島県浜通り7.06弱死 4
負 10
平成23年 4月 7日宮城県沖7.26強死 4
負 296
平成23年 3月15日静岡県東部6.46強負 80 住家半壊 18棟
住家一部破損 3475棟 
平成23年 3月12日長野県・新潟県県境付近6.76強死 3
負 57
住家全壊 73棟
住家半壊 427棟など
平成23年 3月11日東日本大震災9.09.3m
以上
死 19,729
不明 2,559
負 6,233
住家全壊 121,996棟
住家半壊 282,941棟
住家一部破損 748,461棟
平成21年 8月11日駿河湾6.56弱36cm死 1
負 319
住家半壊 6棟
住家一部破損 8,672棟
平成20年 7月24日岩手県沿岸北部6.86弱死 1
負 211
住家全壊 1棟
住家一部破損 379棟
平成20年 6月14日岩手・宮城内陸地震7.26強死 17
不明 6
負 426
住家全壊 30棟
住家半壊 146棟など
平成19年7月16日新潟県中越沖地震6.86強32cm死 15
負 2,346
住家全壊 1,331棟
住家半壊 5,710棟
住家一部破損 37,633棟など
平成19年4月15日三重県中部5.45強負 13住家一部破損 122棟
平成19年3月25日能登半島地震6.96強22cm死 1
負 356
住家全壊 686棟
住家半壊 1,740棟など
平成17年 8月16日宮城県沖7.26弱12cm負 100住家全壊 1棟
住家一部破損 984棟
平成17年 7月23日千葉県北西部6.05強負 38住家一部破損 12棟など
平成17年 3月20日福岡県西方沖〔福岡県北西沖〕7.06弱死 1
負 1,204
住家全壊 144棟
住家半壊 353棟など
平成17年 2月16日茨城県南部5.35弱負 26ブロック塀倒壊
平成16年12月 6日釧路沖6.95強負 12校舎一部破損など
平成16年11月29日釧路沖7.15強12cm負 52住宅一部破損 4棟など
平成16年10月23日新潟県中越地震6.8死 68
負 4,805
住家全壊 3,175棟
住家半壊 13,810棟など
平成16年 9月 5日東海道沖〔三重県南東沖〕7.45弱101cm負 36住家一部破損 2棟など
平成15年 9月26日十勝沖地震8.06弱255cm死 1
不明 1
負 849
住宅全壊 116棟
住宅半壊 368棟など
平成15年 7月26日宮城県北部〔宮城県中部〕6.46強負 677住宅全壊 1,276棟
住宅半壊 3,809棟など
平成15年 5月26日宮城県沖7.16弱負 174住宅全壊 2棟
住宅半壊 21棟など
平成13年 3月24日芸予地震/td>

6.76弱死 2
負 288
住家全壊 70棟
半壊 774棟など
平成12年10月 6日鳥取県西部地震7.36強負 182住家全壊 435棟
半壊 3,101棟など
平成12年 7月30日三宅島近海6.56弱14cm死 1
負 15
住家全壊 15棟
住家半壊 20棟
一部破損 174棟など
平成 9年 5月13日鹿児島県薩摩地方6.46弱負 74住家全壊 4棟 半壊 31棟
平成 9年 3月26日鹿児島県薩摩地方6.65強負 37住家全壊 4棟 半壊 34棟
平成 8年 8月11日秋田県内陸南部6.1負 16住家半壊 28棟
一部破損 185棟など

当然ですが、地震の規模や人口密度に比例して怪我や倒壊の比率も増します。

重要なのは「地震の規模次第ではいつ怪我しても不思議ではない国に住んでいる」という事だと思います。

怪我は死に繋がる

怪我をすれば当然動くも鈍くなりますし、その時助かっても破傷風などの感染症にかかる危険もあります。

そして、地震の規模が大きいほど怪我しやすく、医療を受けにくくなります。医療機関も被災していますし、他のインフラにも影響が出てしまいかねません。

災害時の怪我は平時の怪我よりも死に繋がりやすいのです。ですから、怪我に備えて準備する事は日本で住むうえでとても大事な事なのです。

THE NORTH FACEの救急バッグ

こちらはアウトドアブランド・THE NORTH FACE製の救急バッグです。

よくあるファーストエイドケースよりもやや大きく作られており、常備薬なども入れて置く余裕があります。

見た目もオシャレなので出しっ放しでも良さそうですね。

いざという時に必要だったり持ち出せるようにしておきたいので見た目のデザインも重要かもしれません。

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