皆さんはどんな災害を意識して防災アイテムを揃えていますでしょうか? 若い世代では、すでにどの年齢層でもマストアイテムになったスマートフォンを強く意識しているそうです
確かにスマホが一つあればSNSで情報を集められるし、避難時にマップや方位磁石が使えますし、LINE等で音声チャットを使えば電話回線の混戦を避けられたり、ライト機能、サイレン、ラジオなど、定番の防災アイテムを1つでまかなう事が出来ますよね
この大きな利便性は無視できません。「スマホは防災アテムとしても必須アイテム」として普段から意識するのはとても重要な事です
スマホが必須ならモバイルバッテリーも必須
さて、スマホが防災アイテムとして必須とお考えの方はモバイルバッテリーもお持ちでしょうか?
もし、まだ持っていない、或いは購入を考えている、という方は必ず購入される事を強くお勧めします
ご存知のように日本では多くの災害に苛まされています。毎年のようにやってくる台風、いつ来てもおかしくない地震、そして2020年2月の段階で新型コロナウイルスの脅威にもさらされています
感染は別として、台風や地震の際には高い確率で各インフラがその機能を停止してしまいます。電気も勿論例外ではありません
スマホは電気に依存している事を忘れてはいけない
当たり前だよ、って思うかもしれませんが、スマホは電気に依存したアイテムです。この当たり前の事を意識するのは実はとても重要なんです
人は普段生活している時を正常と無意識に認識しています。こうする事で精神は安定してくれます
仮に何か起きた時、或いは何か起きるかも、と考えた時に、精神は不安定になってしまうので、脳は安定させようとして普段の正常な状態を保とうとします
これが正常性バイアス(省略して正常バイアスと言われる事が多いです)というものに繋がります
正常バイアスとは
以下、Wikipediaより引用しています
自然災害や火事、事故、事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい、都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となる。「正常化の偏見」、「恒常性バイアス」とも言う。
このような経験、身に覚えがある方はいませんでしょうか? これは全く恥ずかしい事ではなく、当たり前のように起こる精神状態です
防災を意識する時は最悪をイメージしよう
こうした正常バイアスの状況下でも、まだ起こっていないケースに限っては、最悪の状況をイメージする事である程度は行動を起こす事が出来ます
イメージする事で、「やっぱりちゃんと準備しておこう」と思えるかもしれません。これは非常に大事な事で、その最悪の状況はいつ起きてもおかしくありません
「自分は大丈夫」、「まだ大丈夫」と考えても「とはいえ準備しておくに越したことは無いね」と意識する事で、しっかりと準備できるようになります
電気は止まる
さて、話を戻しましょう。正常バイアスがかかっていると、「電気が止まる事は多分ないだろう」と考えてしまいます
ですが、電気は災害にとっても弱いんです。このことは以前、電気が供給される仕組みを踏まえて記事にしたことがあるので下記をご参照ください

電気は「止まらないかもしれない」というのが正常バイアスにかかった状態の認識で、「止まらなかったら運がいい」が正しい認識です
電気が使えなければスマホがバッテリー切れしてしまった時にどうにもできません。
そういう訳で、電気が止まってもスマホを使えるように準備しておくのが、正常バイアスにかかってない状態での防災行動です
ソーラー充電できるモバイルバッテリー
さて、ここで疑問に思った方は非常に冷静だと思います。電気が使えないなら、同じく電気に依存しているモバイルバッテリーだって大きな意味を持たないのではないか、と
全く仰る通りで、モバイルバッテリーも同様に電気に依存した電子機器です。ですから、防災を意識したモバイルバッテリーを検討する必要があります
それが「ソーラー充電できるモバイルバッテリー」です。家庭に供給される電気ではなく、自然エネルギーを利用する事で、電気インフラが機能停止しても電力を供給する事が出来ます
主な特徴
こちちらの特徴として
- ソーラーパネルが多いので効率的に充電できる
- コンパクトに折りたためるので持ち運び可能
- ランプ機能が付いてる
- 10000mAhの中容量でコスパ良し
- 出力5V/2Aで高速充電可能
- 2つのスマホを同時に充電可能(充電速度は遅くなります)
- 電気充電も可能
- 値段が安い
といった内容となっています。アウトドアは勿論、日常でも使えるので1つ持っておいて日常的に利用しているだけで防災行動に繋がりますね