「新しい生活様式」のまとめと、対応するアイテム

薄く畳める8.5リットル洗い桶

2020年5月現在、世界では新型コロナウイルスによるパンデミックに大きな混乱を余儀なくされています

コロナウイルスに関してはコラムを不定期に書いていますので合わせてご覧ください

毎年のように災害に見舞われるこの日本では多くの方が防災意識、或いは災害への恐怖心を持っていると思います

とはいえ、政府が推奨する防災セットの用意は1/3と、恐怖心に対してなかなか行動に移せない方も多いようです

資金的な問題や正常バイアスなど理由は様々でしょうが、それでも「災害がくるかもしれない」と意識を持つ事も重要ですよね

とはいえ問題は絶えず


そうは言っても用意していれば被災しても問題がないわけでもありません。やはり不便は生じますので普段通りの生活という訳にはいかないのが現状です

衣食住はどうにかなってもそれ以外の必須の生活がままなりません

そんな中で、話題には上がりにくいけど割と問題になるのが衣服です

ほぼ100%の方が着の身着のままで避難する


被災して避難所に来る方のほぼ100%は着の身着のままでいらっしゃいます。それは当然の話で、仕事中なら仕事の服しかありませんし、自宅で被災しても服を持ってくる余裕はありません

また、ある程度嵩張るので防災セットに含める方もあまりいらっしゃいません。防災情報を提供する当Webサイトでも衣服の用意は特に推奨していません

しかしながら、まったく問題にしていないわけでもないのです。物理的に替えの服の用意は難しいのが現状です

用意してる人はいるけど・・


我が家での被災イメージでは車中泊を考えています。自宅は海や川、湖などからは遠い場所にあり、多少の水はけの悪さで床下浸水は起きるけど甚大な被害には至りません

ですので、車は瓦礫や家屋倒壊でつぶれる事はあっても、洪水や津波で流されるケースは少ないと考えている為、車載防災を高く意識しています

つまり、車を臨時の住居やシェルター替わりに使えるよう意識しています。そのため、小回りの利く軽キャンピングカーにも買い換え、車の中に着替えも用意しています

筆者のように、一応衣服を用意している方も多くはないけどゼロでもないと思っています

衣服の替えが無いことによる弊害


衣服の替えが無いことによる弊害ってなんでしょう? 基本的にはすぐさま命に関わる事ではありません。ですが、害が無いかと言えばそうでもありません

多くの方は避難所で他者と空間を共有する共同生活を強いられます。そして多くの生活インフラが機能を停止します

インフラ関係で問題が生じやすいのはトイレの問題です。以下は実際に避難所であった話になります

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流すことのできないトイレを無理やり使用したため、座って用を足そうとすると皮膚に着くくらい汚物が溜まり、教室に臭いが充満するなど劣悪な環境の避難所も多かったようです

問題になってる点の一つに「臭い」があります。我慢すればいい、という話ではなく、悪臭で体調が悪くなる方もいますし他者とのトラブルにも発展します

汚物による衛生問題は大きな問題ですが、簡易トイレや仮設トイレで問題がある程度解消されても汗の染みついた衣服を数日にわたり被災者のみんなが来ていればどうなるかは簡単に想像がつきます

洗濯さえ出来ればいい


といっても、衣服の臭いの問題はそこまで大きくありません。要は洗濯できればいいわけです。

バケツは貴重ですし、複数用意するのも大変、かといって、大型バッテリー等を用意しても1000W以上を使う洗濯機は回せません

あまり難しく考えず、簡易的な桶を用意しておくことで解消できます。実際、日本でも数十年前までは普通に桶で洗濯していました

薄く畳める8.5リットル洗い桶

こちらは蛇腹式で伸縮する洗い桶です。コンパクトにまとまるし軽量なので防災セットに含める事も可能です

容量もたっぷり入りますのでしっかり洗う事が出来ますよ

替えの衣服が無いと洗いようがない、と思われる方もいらっしゃいますが、衣服で最も臭うのは下着と靴下です。男性なら夏場はシャツが汗でにおうかもしれません

これなら替えが無くてもなんとかなりそうですよね。

臭いの問題はあまり重要視されませんが、割と深刻です。何より疲弊した精神にダメージが行くため、トラブルは必ずと言っていいほど起きます

見知らぬ方との共同生活は想像以上に大変なものです。出来る限りトラブルなく切り抜けたいところですね

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